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2012年10月6日(土)~9日(火) 北アルプス 栂海新道縦走

山域  北アルプス 栂海新道

山行形態 縦走

期間  2012年10月6日(土)~9日(火)
天候 10/6曇り
    10/7曇りのち晴れ
    10/8晴れのち曇り
    10/9晴れ
経路
10/6(土)奈良7:00発=第二京阪=京滋バイパス=名神=北陸自動車道=朝日IC
    =黒東タクシー配車センター(13:10)=北又小屋(14:00)小屋泊

10/7(日)北又小屋(5:40)~イブリ山頂 10合目(9:47)~朝日岳小屋(12:00)幕営
   
10/8(月)朝日岳小屋(4:10)~朝日岳(5:20)~黒岩山(9:20)サワガニ山(10:30)
    ~犬ヶ岳(栂海山荘)(12:10)~黄連山(13:30)~黄連の水場(13:56)~下駒ケ岳15:00)
    ~白鳥山(16:40)白鳥小屋泊

10/9(火)白鳥小屋(6:10)~坂田峠(9:00)~親不知〈日本海〉11:50
     タクシーにて黒東タクシー配車センターへ
  朝日IC=北陸自動車道=名神=京滋バイパス=第二京阪=奈良

メンバー  CL上田 前山
   秋の栂海新道      秋の栂海新道
報告
10/6
 栂海新道は、日本海の海抜0mから白鳥山(1,286.9m)、犬ヶ岳(1,593m)を経て朝日岳(2,418m)を結ぶ北アルプス最北部の縦走路。
 栂海新道は、「さわがに山岳会」が1966年から抜開を始め、1971年の全線開通まで、苦節6年間の歳月をかけて未開の朝日岳以北を拓いた岳人の夢の完全縦走路である。
藪漕ぎだけでも大変なのに道を切り開くとは、かなりの苦労があったことだろう、是非、その道を歩きたいと思った。
   北又三段の滝
    北又三段の滝

北又ダムから吊り橋を渡り入山
北又ダムにかかるつり橋から入山


帰りの行程を考えて、北又小屋から入山。北又小屋の小屋主の好意で「雨が降るから小屋で寝たらいいよ」と言われ小屋泊になる。小屋主と上田Lは北又谷の沢について話が弾む。
「案内するよ」と言われるが、難しそうだ。
その後、入山地点の確認と小屋のヨネザワさん勧めの北又三段の滝を見に行く。
下見のつもりで登山道を登る。いつまで登るのかと思うくらい登ってしまった。
小屋に帰ると、ヨネザワさんが以前アルバイトしていた人を駅に迎えに行くと出かけてしまった。
留守番を頼まれる。時間を持て余すので早い夕食をとる。
フランスパンに赤ワイン・チーズ。アマノフーズのビーフシチューは美味しい。
うちのボスの山行には似合わないかも・・・。ほろ酔いになり入眠。
寝始めた頃にヨネザワさんが若い女の子を連れて帰宅。とても嬉しそう。
 朝起きると、今にも泣きそうな天気。早くから、身支度をする。
しかし、明るくなってから出発したほうがいいと引き止められ、しばらく世間話をする。
5:40に小屋を出る。ダムまえの吊り橋を渡って入山。
イブリ尾根の登り(朝日岳にむけて)
イブリ尾根登り イブリ山頂   イブリ山山頂(10合目)


イブリ山頂までは何合目か書かれた標識がある。ブナの木の中を通り気持ちがいい。
イブリ山頂でついに雨、しかし小雨で歩きやすい。
朝日小屋に続く木道ガスの中に朝日小屋

朝日小屋に着くと小屋じまいまであと2日で忙しそう。
雨が止むまで小屋の中で休ませて欲しいと言いたかったが、小屋主の清水ゆかりさんには言えなかった。
他の登山者も色々言われたらしいが、受付で、日程については何も言われなかった。
登山者の事を考えて、時には叱ってくれるらしい。
そう思うと、肝っ玉母ちゃんだ。(歳が近い私にとっては姉さんくらい)
「どこでも平らなところにテント張っていいですよ」と言われ雨の中テント設営。
持参した日本酒で宴会。その間に雨も強くなった。早い夕食で入眠

10/8
  3時起床で準備する。テントに霜がついている。震えながらテント撤収。
ヘッドライトをつけて出発。朝日岳登り地点から富山湾の夜景が見える。海には漁に出ている船の漁火が見えた。
朝日岳山頂から見た夜明け前の富山湾
朝日岳から見た夜明け前の富山湾

星空に見送られ小屋を出たが朝日岳山頂につくころには、東の空が明るくなっていた。
朝日に照らされた山は絵のような景色が広がっていた。
景色にうっとりしながら、黒岩平まで行く。

長栂山から黒岩平へ長栂山から黒岩平


黒岩平で水が得られる。ミネラル豊富で美味しい。
これを使って焼酎飲んだらうまいだろうなと思い、水を3リットル汲む。
湿地帯が多く木道になっている箇所が多いがぬかるみも多い。何ども転びそうになる。(実際に転んだ)
スパッツ履かずに歩いている事を後悔する。
黒岩平から朝日岳を眺めて
黒岩平から朝日岳を望む

 アヤメ平からの景色アヤメ平からの景色
   八兵衛平から見た景色八兵衛平の紅葉

黒岩山からもまだまだ山並みが続く。遠くの山に赤い屋根の栂海山荘が見えた。
かなり時間がかかると思ったが、アップダウンが少なく。思ったより早く着いた。

サワガニ山からの景色サワガニ山からの景色

その途中でサワガニ山岳会のTシャツを着たご高齢の男性に出会う。どこかで・・・と思い。
どなたですかといきなり尋ねてしまった。(失礼な尋ね方と反省)
山主だと名乗る男性はこの道を開拓した人のように思われる。栂海山荘に常駐していると言われた。
栂海山荘から白鳥小屋までの間に、個人山行の男性二人と出会う。
二人とも白鳥小屋(避難小屋)に向かうという。後でまた会いましょうと声をかけ、先に行ってもらう。
栂海山荘から白鳥までが、遠かった。黒岩平で得た水もかなり飲んでしまった。
白鳥小屋は私たち含め4人だけで快適であった。疲れもあって、水を制限した食事をとりすぐに入眠。
夜間、物音で何度か目が覚める。ネズミだ。
私の頭元には二階で寝ている横浜から来た若者のザックがある。
ザックの蓋が開いて、荷物が散らばっていた。
「しまってあげましょうか」と優しい上田Lは言うが、勝手に触るのも気が引けたのでそのままになっていた。
ネズミが出て、ザックから出ていた行動食をカリカリ食べていた。
何度か起きてネズミを追い払ったと思ったのにネズミの方が賢いのかもしれない。一日満足というお菓子を食べて
ネズミも満足したことでしょう。
10/9
  翌日は二階の若者達が先に出発。
出発前に、昨夜ネズミが荷物漁ってた事を報告する。(私が食べたと思われたくないので)
すると「頭元にネズミがいて怖くなかったんですか?」と言われた。
山陰の農村出身の私には、枕元にネズミが走ることもよくある事だ。
水が少ないので、朝はコーヒーとカロリーメイト1個のみ。明るくなってから出発。
 シキの水場でアルファ米でお茶漬けを作る。
 ほそい水場とあったので小川から汲むと勘違いする。砂混じりの水で食事を作り、出発して数メートルのところに本当の水場を発見する。

シキの水場と勘違いした沢シキの水場?


いくつもの山を越え坂田峠に到着。すぐそこに日本海だ!あとわずか、と思ってもなかなかつかない。標高400~300と下がる。車のエンジン音がきこえると、道も急降下。親不知観光ホテル前の国道に出る。車が多く国道がなかなか渡れない。渡ってから海岸に降りる。青い空に海。やっとここまで来た。辛かった。でも清々しい。
白鳥小屋で一緒だった男性が2人とも波と戯れていた。裸足になり波の中に入ろうと思ったが、よけい汚れると思いやめた。海を見ながら、ホタルイカが食いたいと思ってしまった。
静かな坂田峠(お地蔵様がひっそり見守る) 坂田峠 ひっそりとたたずむお地蔵様
尻高山から日本海はまだ先尻高山から日本海は見えない
親知らずの海岸に到着  日本海に到着


その後黒東タクシーを呼び、配車センターにかえり、車回収。小川温泉にて体を癒して帰途につく。

今思えば、長い道のりであるが、整備された登山道で快適に歩くことができた。
避難小屋を管理されている、地元山岳会の方々、に敬意を表し、私たちも、後世に残していけるよう自然保護につとめていきたいと思った。道は歩かなければ、朽ち果て再度、藪に還ってしまう。道を荒らせば、自然体系が崩れる。人に優しく、山にも優しい登山者が栂海新道に来ることを願う。
                                    記・写真 前山
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